昭和だからできた!? 18禁でない劇場版アニメの輪姦シーン

映画を観に行くと決めたら、極力その映画に関する情報はシャットダウンする……たいていの方がこうしていると思う。だからこそ、映画を観ている最中に、いきなり輪姦シーンに遭遇すると、度肝を抜かれるに違いない。それもアニメならなおさらだ。

1987年、SF&ホラー小説の大家、菊地秀行先生の『妖獣都市』が劇場公開された。私は『吸血鬼ハンター“D”』のオリジナルビデオアニメ(以下、OVA)で菊地秀行先生を知り、その後、この『妖獣都市』を観た。『吸血鬼ハンター“D”』の制作が1985年だから、その2年後の作品ということになる。菊地秀行先生自身は、『吸血鬼ハンター“D”』のOVAは評価していないようだが、小室哲哉氏が初めて映画音楽を担当、TM NETWORKが主題歌を歌うなど、観ておいて損はない作品であることは間違いない。少なくとも、私はかなり気に入っている。

話を『妖獣都市』に戻そう。菊地秀行先生の小説はエロスとバイオレンスが魅力であり、だからこそ、アニメや実写化で、過激なそのシーンが生ぬるくなるのは許せないのではないかと思う。その点、『妖獣都市』はのっけからいきなり主人公(滝蓮三郎)が口説いた女が男のズボンを降ろし、フェラをしようとするシーンから始まるから、ある意味、容赦ない。もちろん18禁映画ではないから、フェラチオシーンこそ画面には登場しないが、そのあと騎乗位やバックでのSEXシーンが続き、さらに正体を現した魔界の女が正常位でイッたあとの滝のペニスをまがまがしく変身させたオマンコで喰いちぎろうとするなど、菊地秀行先生の小説の魅力を見事なまでに再現している。だからこそこの作品だけ、菊地秀行先生は評価しているらしい。


滝は名うてのプレイボーイという設定。1カ月かけて口説き落とした女だったが、実はこの日、彼を狙う魔界の女がひそかに入れ替わり、エグイ手口で命を狙う。イッたあとにこんなものにパクリとされたらと思うと、ホント、ゾッとする

妖獣都市』の主人公は先にも述べたとおり滝で、彼は人間界と魔界の共存を目的とした休戦条約(不可侵条約)締結を守ろうとする人間界の闇ガードという設定だ。そしてそれを助ける魔界側の闇ガードが麻紀絵であり、2人は休戦条約締結に反対する魔界の過激派勢力からジュゼッペ・マイヤートなる人物を守るために戦うのだが、難敵をはねのけつつも彼女は囚われの身となってしまう。


人間世界でモデルをしながら、魔界の闇ガードの任務をこなす麻紀絵


その彼女が、敵に襲われた際、みずからの命をかけて滝たちを逃す。それ以降、滝は少しずつ彼女に惹かれていく

その後麻紀絵は過激派の魔界の男たちに輪姦される目に遭うのだ。そのシーンを空間映像で見せられ、ジュゼッペ・マイヤートには麻紀絵を見捨てるように言われるが、命をかけて任務を遂行し、自分たちを助けるために1人犠牲となった彼女を見捨てることは滝にはできず、1人指定された場所へとおもむく。そしてその場所で、目の前で口もオマンコも犯されまくっている麻紀絵を救うため、命をかけて戦うのだ。


彼女は生きてはいたが、敵にとらわれ、その映像が空間を通して滝たちのものに送られてくる。罠とは知りながらも、麻紀絵を救うため彼は指定された場所へ単身乗り込んでいく。バックから口とオマンコを犯されているシーンを、当時の少年たちはどういう気持ちで見ていたのだろうか

結果的に滝は麻紀絵を救えたものの、ジュゼッペ・マイヤートの護衛を放棄したことで任務を解かれる。しかし残った過激派の一味は執拗に2人を狙い……。なぜ2人がここまで狙われるのかは、映画を観て確認していただきたい。菊地秀行先生がこの『妖獣都市』だけ評価している理由が、きっとわかるはずだ。

※リンク切れ注意

『堕靡泥の星』の作者が描いた南京事件の強姦事例とは!?

最初に断っておくが、私は歴史家ではないので、1937年に怒った南京事件について論じることはしない。ただ私は、軍はいかなる理由があっても民間人を殺害してはならないという考えをもっている。だから日本軍が南京で民間人を少なからず殺害したことに対しては、諸外国から非難されてしかるべきだとは思う。もっとも私が生まれる30年も前の話。私が日本の首相ならともかく、一民間人でしかない以上、はっきり言って“過去のこと”だ。もし、中国の人から「責任を取れ」と言われても、「知らん!」と一蹴するだろう。

さて、南京事件を扱った映画や小説は数あるが、今回紹介するのは故・佐藤まさあき先生の『南京大虐殺 性の侵略』である。私がこの本を手に入れたのは、神保町で中古VHSや古本あさりをしていたときのこと。たぶん15年ぐらい前になるだろう。そのときは確か、「赤本」での購入で、価格は250円ぐらいだったと記憶している。本の上部に赤い線が引かれた赤本は、出版社が在庫処理で中古本を扱う書店に卸した本のこと。それが今では超レア本となり、ヤフオクでたまに出品されているのを見るが、1万円近い価格になっていることもある。まぁ確かに入手がほぼ不可能な本で、電子書籍版がリリースされる可能性はほぼゼロに近いだろうから、この価格もわからないでもない。赤本で手に入れられた私は、運がよかったのだろう。

さてその内容だが、まずは目次を眺めてほしい。

序章
暴虐の街
第一部 日中15年戦争
日本組対中国組血の抗争
柳条湖事件
大恐慌のなかで
満州へ満州へ
娘売り
第二部 南京アプローズ
盧溝橋事件
大虐殺
好姑娘

捕虜の処刑
南京入城式
集団狂気
死体収容
強姦事件実例

一九三八年一月
無法地帯
終戦
第三部 極東国際裁判
キーナン刑事の陳述
松井石根裁判記録
証人喚問言語録
判決
遺書
処刑

南京事件のドキュメンタリー本として、目次の構成は順当なものだ。しかし、やはり強姦・輪姦、そして虐殺について多くを割いているのは、『堕靡泥の星』の作者である故・佐藤まさあき先生らしいと言える。ちなみにこの本では、挿し絵のすべてが先生によるものではなく、ほかに2人が挿し絵を書いている。もっとも先生のタッチは『堕靡泥の星』を読んだことのある方ならわかるし、そうでなくても強姦・輪姦シーンはすべて先生が描いているから、それでわかる。なかでも「強姦実例」をマンガで描いたものは、あまりに生々しすぎて言葉を失ってしまう。

ちなみに故・佐藤まさあき先生はこのドキュメンタリー本を執筆するにあたり、以下の文献をもとに、きわめて冷静におそらくはあったであろう事実だけを追いかけている。このあたりが先生のスゴイところで、南京事件に対しても、“侵略”であるか“進出”であるかは、読者の判断にまかせるとあり、偏った思想的なものはいっさい入れていない。また「あとがき」の締めの文句も考えさせられるところが多い。

私は日本人である。日本を愛する、故に一つの言葉が、一つの文章がやっと迎えた平和を引き裂く悪魔にならないようにただ祈るのみである。

ドキュメンタリー本とは、かくあるべきだとこの本を読んだあとであらためて思う。もしヤフオクやAmazonで格安で出品されるようなことがあれば、ぜひ手に入れて読んでいただきたい。

『わらの犬』、レイプシーンで抜く!! それともノーブラで抜く!?

1971年にアメリカで製作・公開され、次の年には日本でも公開された『わらの犬』。そして1977年にイタリアで製作・公開された『ヒッチハイク』。しかしおそらく多くの方が、劇場でではなく、テレビでこの映画を観たはずだ。レイプシーン見たさに……

ネットで調べてみると、『わらの犬』はTBSの「月曜ロードショー」で1978年に放映されたようだ。吹き替えは、ダスティン・ホフマンが故・東野英心氏、スーザン・ジョージは女優の来路史圃さんが担当。そして『ヒッチハイク』はテレビ東京の「木曜洋画劇場」で1980年に放映。こちらは強盗犯人役のフランコ・ネロが故・内海賢二氏、 デヴィッド・ヘス樋浦勉氏、そしてこちらも美しきコリンヌ・クレリーを佐藤由美子さんだ。最初のテレビ放映が近いこともあり、それから数年後の再放送で、同じ年に初めてこの2本をテレビで観た、という方もおそらくいただろう。

ちなみに私は、『ヒッチハイク』のほうは鮮明に憶えているのだが、『わらの犬』は正直憶えていない。1回観たか観なかったか……ぐらいの記憶しかなぜかないのだ。あれだけのレイプシーン、このサイトを運営している私なら鮮明に憶えていておかしくはないはずなのに、本当に憶えていないから不思議というほかはない。もっとも『ヒッチハイク』のほうは家族といっしょに観ていて、レイプシーンでは実に気まずい空気が漂ってしまったから、その空気のほうを憶えているといったほうが正しいかもしれない。

そんなこんなで20年近くが過ぎたころ、『わらの犬』のDVDが発売されたことを知った。レンタルビデオショップに行けばVHSでいつでもレンタルできたはずだが、なぜかそのことは思いつかず、DVDで購入して本当にひさしぶりにこの映画を観た。DVDのパッケージが今のような縦長のものではなく、CDと同じサイズのパッケージで売られていたころの話だから、もう5年以上前になる。

前フリが長くなってしまったが、スーザン・ジョージはやはり美しい。以前、『ヒッチハイク』を紹介したときにも書いたが、なぜこの美しさに惹かれなかったか、今から考えても不思議である。あらためて観ると、ほとんどのシーンで彼女はノーブラであり、それだけでもそそるのに脱ぎっぷりもまたよく、レイプシーンにいたっては抵抗するところから涙を流し、そして男を受け入れるところまですべて完璧! 公開映画でこれほど美しいレイプシーンを拝めることはほとんどなく、そういった意味では、映画館で1人で観た男性はガマンするのが大変だっただろうと想像する。


夫婦喧嘩をしたあと、服を投げ捨ててバスルームに向かう途中のシーン。外にはこのあと、彼女をレイプする元カレがいる。実は、このシーンだけはなぜか覚えているから私という人間も実に不思議だ


そしてメインのレイプシーン。バスローブを割かれ、白いTシャツでソファーに投げ倒されるシーンが実にいい。ノーブラ状態での乳首がピンと立っていて、私はここでも抜ける。だからそのあとのレイプシーンに突入する前に射精が終わり、萎えていたりすることも……。それにしてもレイプされている最中に流す涙が実に美しく、やはりスーザン・ジョージは最高の女優だ

なお、あらためて言うまでもないが、この映画はダスティン・ホフマンとスーザン・ジョージの代表作の1つであり、なかでもダスティン・ホフマンの豹変ぶりは当時高く評価された。狩猟でキジ1羽殺しても心が痛むほどの温和でやさしい数学者が、妻をレイプされ、自分がかくまっている男を奪うために押し寄せた村の男たちと戦うときには別人かのような激しい怒りを見せるそのギャップに、多くの称賛の声が集まったのだ。1970年代、アメリカには暴力が渦巻いており、その時代背景をリアルに見せようと、サム・ペキンパー監督がイギリスの作家ゴードン・M・ウィリアムズの原作をより過激に演出し、この名作が誕生したのである。


レイプシーンの間に挟み込まれるダスティ・ホフマンの狩猟のシーン。彼は見事にキジを1羽仕留めるが、同時に心を痛める。それほどやさしい彼が……


妻のレイプ、自分がかくまっている男への暴力を見過ごせなくなり、怒りを爆発させる。そのあとの戦闘ぶりは映画を観られた方ならご存じのとおり。いやぁ、本当にこの映画はすばらしい

ちなみに『わらの犬』は2012年、ロッド・ルーリー監督の手によりリメイクされたが……。長くなってしまったのでリメイク版の話は次回にしよう。

レイプシーン見たさにamazonで36,408円払えるか!?

動画投稿サイトのXVIDEOSで「rape」が検索のNGワードなのは、多くの方がご存じのことだろう。「rape」と入れて検索ボタンをクリックしても、「検索バー内に検索ワードを記入してください」としかでてこない。ただタイトルに「rape」をつけるのがNGなだけで、動画がないわけではなく、その証拠に『Rape of Love』で知られる映画のレイプシーンは、ちゃんとある。

日本語版が発売されなかったばかりに、amazonで新品のVHSが36,408円(定価ではなく販売先がつけた値段)という法外な価格となっているこの映画、フランスの映画で、もとのタイトルは『L’amour violé』。直訳すると「愛違反」としかならないから、正直内容を想像するのは難しい。英語のタイトルですら、直訳すると「愛のレイプ」としかならないため、こちらもなにがなにやらよくわからない。

一応、内容についてわかる範囲で解説しておくと、フランスの南東部に位置するグルノーブルという都市で看護師をつとめるニコールはバイクで帰宅途中、車にぶつけられて倒れたところを4人の男に車の中に押し込まれ、小屋らしきところで全裸になることを強制された挙句、その小屋の中で次々とレイプされるというもの。このレイプシーンはなかなか長く、抜くのには十分。レイプの最後のシーンが下半身に顔を無理やり押しつけるというのもエグくていい。そしてニコールを一晩中犯しまくった男たちは、彼女をいったん車に乗せたあと、適当なところで突き飛ばすように降ろすのだ。


バイクで帰宅途中、通りかかった4人組の男に目をつけられ、強引に転倒させられた挙句、車に中に連れ込まれるニコール。こういうレイプ犯罪は、世界中いたるところで起きているに違いない


最初は服を強引に脱がされそうになるが、途中から男たちはやり方を変え、ニコールに自分で服を脱ぐように強制する。こういうシーンは、女性の方には申し訳ないが、個人的にすごくそそる

そして4人の男たちに次々とレイプされた挙句、最後には無理矢理ペニスを口の中に……。まぁここは映画なので、AVほどリアルではなく、そういうふうに見せているだけではある

その後ニコールは、友人のアドバイスを受けて男たちを訴え……というところまでは翻訳してわかったのだが、あとはフランス語のわかる方にゆだねよう。いつまで公開されているかはわからないが、フランス版のオリジナルがYouTubeにはある。こちらで最後まで観たことは観たのだが、やはりよくわからなかった。それにしても視聴回数が10万回を超えているので、世界中でかなりの方が観たということになる。とはいえ、動画のクオリティ自体は結構低いので、抜くだけならXVIDEOSのものを使ったほうがよい。

かなりマジメに作っている映画だから、日本のビデオメーカーが片っ端から版権を買いまくっていた時代に日本語版が発売されてもおかしくはないのだが、残念なことに見逃されたようだ。YouTubeやXVIDEOSがなければ、私は一生観ることができなかっただろう。「いい時代になったものだ」と言いたいが、違法アップロードの可能性もあるので、心境としては微妙なところ。まぁそれでも抜いてしまうのが、男のサガというものなのだが。

『キングダム』の凌辱シーンで抜けるか!?

春秋戦国時代から秦による中国統一までを描き続けている原泰久大先生の傑作マンガ『キングダム』。私がebookjapanで唯一、電子書籍版がリリースしたら自動的に購入する新刊オート便に登録している連載マンガだ。それほど好きなマンガで「抜けるか!?」と問われるのは、本当にツライ。「尊敬する原泰久大先生に対して失礼ではないか!!」と言われるのはよーくわかる。しかし、しかしだ、凌辱シーンがあれば抜かずにはおれないのが私の性なのだ……が??

原先生が本当にスゴイと思うのは、人気がでてからも、アニメ化されてからも、信じられないほどの凌辱&虐殺シーンを描き続けていることだ。たとえば第46巻第481話の「苛烈な贈物」では、桓騎が敵地の住民を虐殺して作り上げた「骸の巨像」が登場する。もし私が原先生の立場で、担当編集から「アニメ化するときに問題になるので……」とでも言われたら、ここまでのものは描かないだろう。しかし原先生はそれをやる。それは、凌辱や虐殺を描かずに戦国の世は語れない、という強いポリシーがあってのことだろう。第480話「尾平と飛信隊」でに、「ガキ二人で胸高鳴らせた誰よりも強くてかっこいい天下の大将軍に……俺は本気でそういう将軍になりたいと思っている」と語らせるには、凌辱や虐殺といった暗い部分を描かずにはいられないわけだ。それはよくわかる。

では『キングダム』の凌辱シーンに戻ろう。まず第5巻、「番外編 黒卑村回想」で河了貂の回想シーンに通行人の女性を襲って凌辱するシーンが登場する。しかし、その上には殺害された通行人の首が木でブスッと刺されたシーンがあるから、ぶっちゃけ抜きづらい。抜こうと思って目線を下にしても、やはり気になってしまう。だからこのシーンでは私は抜けない。


『キングダム』の記念すべき? 初凌辱シーン。まぁ服を引っぱがされているだけといえばそれだけなのだが……

抜くとしたらこの第18巻。蒙恬らとともに落とした高狼城で大虐殺と凌辱が展開されるシーンだろう。しかしここのエグさも並大抵ではなく、住人の殺害カットが前後にある状態での凌辱シーンでは、さすがに抜けない。信の顔がチラついて、どうやっても抜けない。そのあとにも妹をかばって凌辱されかかった(もしくはされた)姉の少女のはだけたシーンがでてくるが、その姉妹を助けた羌かいちゃんのやさしん顔を見ると、やはり抜けない。そう、『キングダム』の凌辱シーンでは、私はどうやっても抜けないのだ。


高狼城での大虐殺&凌辱シーン。戦国の時代、中国でも日本でもヨーロッパでも、落城した地ではこのような惨憺たる光景が繰り広げられたことだろう


幼い妹をかばって凌辱された(もしくはされかかった)姉。羌ちゃんが自分の境遇を思い返しながら妹に諭すところなんかはジーンとくるものがある。だから抜けないのだ……

抜けないのはやはり、『キングダム』があまりにすばらしい作品で、凌辱シーンで抜くのは失礼にあたる、という意識が私にありすぎるからだと思う。みなさんはどうだろうか? 『キングダム』の凌辱シーンで抜ける or 抜けない? ぜひともコメントで教えてほしい。

p.s.
もっとも羌かいちゃんの全裸入浴シーンとか、信とのSEXシーンでもでてくれば、全力で抜いてしまうとは思っている。

<PR:人気女優のシミつき下着、多数出品中>

『ウルフガイ』のあまりにむごいレイプシーンに賛否両論!?

2015年に亡くなった小説家の平井和正氏の作品としては、大ヒットアニメとなった『8マン』や、角川映画の『幻魔大戦』が一般によく知られるが、私にとっては『ウルフガイ』が最高の作品である。実はオリジナルは読んだことがないのだが、1973年に映画化された『狼の紋章』はすばらしい出来だったし、『ヤングチャンピオン』で連載された泉谷あゆみさん作画の『ウルフガイ』は最高傑作と言えるべき出来だった。そう、作品自体の出来と、レイプシーンの出来栄えがだ。今回はこのマンガについて語ろう。

ウルフガイ』は、私立中学校・博徳学園に転校してきた人狼・犬神明をめぐる物語である。彼の力を狙い、さまざまな組織が襲いかかるが、そのとばっちりを博徳学園の先生や生徒がくらう。なかでも青鹿晶子先生の境遇はあまりにも悲惨。高校生のときにレイプされ、トラウマを払しょくできずにいる青鹿先生は、問題児とされる犬神明を、教師として、そして女としてかばい続ける。こんなすばらしい青鹿先生が、幾度となくレイプされそうになるのだ。


人狼・犬神明が博徳学園に転校してきたことで、先生も、生徒も、散々な目に遭う。犬神明が悪いわけではないのだが、そういう宿命を背負っているのだ


なかでもレイプされたトラウマを抱えながら教師として一生懸命生きる青鹿先生は、ラスト直前には精神も肉体もボロボロの状態にまで陥る。それでも彼女は生きているだけまだマシかもしれない。生徒の多くは、帰らぬ人となってしまったから

最初のうちは犬神明の登場でかろうじて救われるのだが、彼に目をつけた暴力団の跡取り、羽黒の登場で最悪な状況へと突入していく。青鹿先生が犬神明の弱点だと知るや、彼女を拉致・監禁し、暴力団の男たちにネット中継されながらマワさせるのだ。これが掲載されているのが、マンガの8巻9巻。特に8巻は青鹿先生が拉致されたあと男たちに身体をもてあそばれ、口も顔もオマンコもザーメンまみれにされる一部始終が掲載れているから、この巻のamazonのレビューは特に低い。それだけ目をおおいたくなるレイプシーンなのだ。これが『ヤングチャンピオン』で掲載されたわけだから、ほかの連載目当てに購入した読者は、さぞや衝撃を受けたことだろう。


私の知っているかぎり、青年向けマンガ誌でこれほどのレイプシーンは見たことがない。無修正でアニメ化されたら、とんでもないことになるだろう

もっともマンガを最後まで読めば、このレイプシーンも必要だったのだな、と思わないわけではない。最終の12巻まで読み終えたあとは胸に熱くこみあげるものがあり、「青鹿先生、今度こそ幸せになって!!」と思ってしまった(ラストの解釈はもちろん人それぞれではあるが)。このあたりは、レイプシーンがウリのたんなる同人誌やアダルトマンガとはマンガのレベル自体が違う。ちなみに私は、紙で全巻そろえたあと、電子書籍版がリリースされたと知るや、また全巻買った。『ウルフガイ』は、それだけの価値がある作品だと思っている。

とにかくマンガなので、故・平井和正氏の世界を容易に知ることができ、かつ想像をふくらませなければならない小説よりレイプシーンでは抜きやすい。購入をためらわれる方は、ぜひマンガ喫茶で『ウルフガイ』全巻一気読みすることをオススメする。おそらくは私同様、全巻購入することにはなるとは思うが……。

昭和の時代、レイプシーンは視聴率のカギだった!?

平成生まれの方には信じられないだろうが、昔はテレビで、映画のレイプシーンが視聴率を取るためだけにクローズアップされた時代があった。映画ヒッチハイクコリンヌ・クレリーが強盗殺人犯役のフランコ・ネロに犯されるシーン、チャールズ・ブロンソン主演映画狼よさらばロサンゼルスで娘がチンピラにまわされるシーン、白昼の暴行魔で尼僧役のフロリンダ・ボルカンや女子高生たちが3人の強盗犯人に凌辱されるシーンなど、どれも家族では見れないものばかりだ。

しかしこの当時は、テレビは1家に1台があたり前の時代であり、レイプシーンになると、テレビ画面を家族で食い入るように見つめるしかなかったのである。いわゆる、“気まずい瞬間”というヤツだ。私もまたこの瞬間を何度も味わったが、頭の中では、この映画の名前を一生懸命覚えることに必死だったように思う。そして私が“レイプ”という性癖に目覚めたのも、これら映画のせいである。もっとも一片たりとも恨んではいないし、それどころかいい時代に生まれたものだと、感謝すらしているのだ。現実の世界で性的被害に遭われた方には申し訳ないが、すでに生じてしまった性癖、どうしようもないものである。

とにかく私にとって、映画『ヒッチハイク』はあまりにも衝撃的だった。ラストシーンの大ドン返しもあるが、夫の無理やり犯されているはずのコリンヌ・クレリーが性的に興奮し始め、最後には思いっきりあえぐというそのシーンが理解不能だった。“性”に目覚めていない小学生の身には、これほどの衝撃はなかったのだ。

20160611-1d


強盗犯人役のフランコ・ネロに乗っ取られたキャンピングカー。銃社会のアメリカなら命の危険を感じるだろうし、夫は夫で妻がレイプされるかもしれないという恐怖を、妻は妻でこれからレイプされる自分の身を案じるだろう(『ヒッチハイク』より)

20160611-1b
最初の凌辱シーン。服をはだかれた瞬間の、コリンヌ・クレリーの表情がとにかくいい。怒り、恐れ、不安のすべてがミックスされた、実にそそる表情だ(『ヒッチハイク』より)

20160611-1c
女性の性についてなんの知識もなかった小学生の私には、夫の目の前で無理やり犯されているにもかかわらず興奮する女性の心理がまったくわからなかった。ただ、いまでは十分すぎるほど理解している。もちろん、すべての女性がこうでないことも……(『ヒッチハイク』より)

ちなみに金髪美人のレイプシーンとしては、ダスティン・ホフマン主演のわらの犬もあるが、私の記憶には意外と強く残っていない。あらためて見直すと、レイプされる妻役のスーザン・ジョージはコリンヌ・クレリーよりも私の好みなのだが、たまたま家族そろって見る機会が少なかったのであろう。30年以上の前の話、正確に記憶をたどろうとしても難しいのは当然だ。

自主規制が進んだ昨今のテレビでは、これらの映画が放映されることはない。放映されたとしても、肝心なシーンはカットされるのがオチだろう。このためノーカットのDVDやブルーレイディスクが販売もしくはレンタルされているときに、逃さずGETするしかない。

私が印象に残った、というか性的に興奮して抜きまくった映画やドラマのレイプシーンについては、これから当サイトで少しずつ紹介していこうと思う。昭和世代の豊富な知識、ぜひ期待していただきたい。