純愛を笑うヤツは笑え! 私はこれで抜く!!

成人マンガで、胸がなにかこう切ない思いで締めつけられるようになるマンガにはなかなか出会えない。「成人マンガだからさ」と言われればそれまでだが、それでも田中ユタカ先生のマンガだけは、いつ読んでも胸が締めつけられる。なかでもデビューして5年後ぐらいに刊行された『初夜ヴァージン・ナイト)』は大のお気に入り。紙の単行本で最初にこの本を読んだとき、どれだけ胸が締めつけられ、ペニスがギンギンになったかわからない。それほどスゴイ衝撃だった。

田中ユタカ先生の作品にハマるかどうかは、マンガに近い体験をしたかどうかにもよるだろう。大学時代、童貞の私は、処女の彼女(最初の妻)と、紆余曲折ありながらも、初体験をすませた。焦りとまどい決意照れくささ挿入失敗など、ヴァージン・ナイトが終わるまでには本当にいろいろあった。成人マンガの場合、この過程が省かれることが多いが、田中ユタカ先生の作品はここがしっかりと描かれており、だからこそ感情移入ができる。私もこの歳になるまで相当な数の成人マンガを買ってはきたが、電子書籍版で買い直したマンガはほとんどない。しかし田中ユタカ先生の『初夜ヴァージン・ナイト)』と、その続編の『初夜2ヴァージン・ナイト2)』だけは、iPadを手に入れてからすぐに買った。それだけ好きな成人マンガなのだ。


『初夜(ヴァージン・ナイト)』に収録されているマンガで私の初体験にかなり近いのが、この「ダウト」。初めてのとき、こうやって顔を隠していたなぁと、そのことを昨日のことのように思いだす

だからAVや雑誌のインタビュー記事で、女性が自身の初体験を語るコーナーがあると、この『初夜ヴァージン・ナイト)』を思いだしながら見入ってしまう。もっとも初夜に至るまでの心の動き、気持ちの変化のすべてを語るというのは難しく、ある程度は想像で埋めていくしかないわけだが、この想像がまた楽しく、興奮するのだ。そして見事抜けたら、それはもう想像力の勝利ということで、自分自身の頭と息子をほめたくなる。まぁ、たんなるスケベというだけなのだが……。

ちなみに私が若い娘とハメ撮りをする場合、可能であれば初体験を話してもらうようにしている。私が質問者となり、「キスは何歳のとき?」「初体験は誰と、どこで?」。そして「痛かった?」などと聞くのだ。この瞬間の私のボルテージの高まりは説明するのも難しいほどのもので、おそらくは鬼界カルデラの噴火に匹敵するレベルとなっているだろう。

さて、このすばらしき作品を世に送りだしてくれた田中ユタカ先生だが、そのタッチはマンガ家のキャリアとともに熟練の域に入っており、近年の『初愛』シリーズでは女の子のラインは相当艶めかしいものとなった。相変わらず私と同じように胸が締めつけられる気持ちになる男性読者に支持されており、Amazonのレビューはそんなコメントであふれている。今の御時世、田中ユタカ先生が描く“純愛”を笑われる方もいるかもしれないが、そんな方にこそ、ぜひ一度読んでいただきたい。胸の片隅に“純愛”に憧れる気持ちがほんのひとかけらでも残っていれば、ドハマリすることうけあいだ。

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