セイラさんの入浴シーンでマスをかく~君の精子は生き延びることができるか~

TVアニメを映画化する場合、大きく分けて3つのパターンがあるように思う。

①TVアニメの全放送を再編集し直して映画化
②TVアニメの全放送をベースし、新たな作品として映画化
③まったく新しい作品として映画化

私が昭和生まれなので古くなってしまって申し訳ないが、①の代表例としては『機動戦士ガンダム』を挙げずにはいられない。全放送を『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』の3作に分け、そのすべてが大ヒット。特にラストのⅢは、1982年に公開されたアニメ映画で断トツの1位となり、12億9千万円の興行収入をあげたという。ちなみに私は、多くのガンダムファンと同じで、再放送からハマった派だ。

②の代表例には、私が大好きな『超時空要塞マクロス』を挙げたい。こちらは全話、リアルに見てハマり、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は映画館で観て泣きに泣いた……ハズである。ストーリーこそTVシリーズをベースにしてはいるものの、すべてをイチから描き直したこの大傑作は、約4億円の製作費をつぎこんで、7億円を回収したという。

③は……これは少し作品を探すのが難しい。たとえば『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、TVアニメとは違うものの、マンガの第1巻をベースとしているため、まったく新しい作品とは言えないかもしれない。ただ今回はこれを語るのが主旨ではないので、また別の機会に触れることにしよう。

では、ここからが本題。①の場合、ただ再編集しただけでは、TVアニメのファンからあきれられてしまう。だから『機動戦士ガンダム』でも、TVアニメにはなかった新作カットが追加されている。そのカットは1作ごとに増え、ラストのⅢではキャラクターデザインを担当した安彦良和氏がみずから新作カットを担当したため、クオリティが一気に上がった。なかでもガンダムファンを喜ばせたのが、赤い彗星ことシャア・アズナブルの妹で、金髪がとっても美しいセイラ・マスの入浴シーンが追加されたことだ。


「半減休息のはずなのに……」。いやぁ、もう何度も観たせいで、このセリフは脳裏に深く刻まれてしまった。当時、ガンダムにハマった方なら、絶対にわかるはず!!
(C)創通・サンライズ

これをアニメ雑誌で知った当時にガンダムファンの喜びは、すさまじいものがあったと思う。もちろん私もその1人で、いち早く公開された入浴シーンのカットを見ては興奮し、そして当然のこととしてそのカットで抜いた。TVアニメの予告、「君は生き延びることができるか」をガンダムファンなら覚えていることと思うが、セイラさんの入浴シーンを見たあとは、「君の精子は生き延びることができるか」→「できましぇーん」となるのがオチだった。ガンダム漬けの、若かりし日々の話である。


私の見立てでは、セイラさんはお椀型のCカップであろう。丸みを帯びた体型もまたよく、いやぁ、さすがは安彦良和氏、わかっているなぁ……
(C)創通・サンライズ

ちなみにセイラさんのスリーサイズは、最初の設定資料集には書かれておらず、だから入浴シーンでどのバストサイズで描かれるかは、ガンダムファン、特にセイラファンにとっては、最大かつ重大な関心事であった。結局、正確なサイズは今に至るまで明かされていないが(たぶん)、私の見立てではCカップなのではと思う(あくまでもの入浴シーン時の話。異論反論はあると思うが……)。なお、ガンダムの入浴シーンといえばミライさんを挙げる方も多いとは思いが、あの入浴シーンはお母さんカラーが立ちすぎて、どんなにがんばっても抜けなかった。まぁミライさんはそんなキャラではないので、抜けないことが不名誉なことにはならないだろう。

ちなみに富野由悠季監督が書いた小説版『機動戦士ガンダム』では、セイラさんはあのアムロと、なんと肉体関係を結ぶばかりか、兄のシャア殺害まで計画するのだという。ちなみに私は、この小説を読んでセイラさんのイメージが壊れるのを恐れ、いまだに読んでいない。私のなかでのセイラさんは、美しく、気高く、そしていついかなる状況でも兄思いの、やさしい妹なのだ。

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