“男千人斬り”はアンヌ隊員を超えた!!

ウルトラマンのTVシリーズや映画は、動画配信サービスで定期的に配信されている。ただ、すべて観るのは絶対にムリ。ウルトラマンウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ……いやもうよそう。とにかく各ウルトラマンごとにTVシリーズが数十話あるのだから、ムリなのはあたり前。だからどれを観ようかと悩むのだが、結局はウルトラマンかウルトラセブンになってしまう。私と同じ50歳前後の方なら、この行動が理解いただけるだろう。懐かしさ、見慣れていることの安心感、そしてフジ・アキコ隊員(以下、アキコ隊員)や友里アンヌ隊員(以下、アンヌ隊員)が見たいからという下心までを。

アキコ隊員は桜井浩子さんが演じ、アンヌ隊員はひし美ゆり子さんが演じている。どちらも脱いでいるところがミソで、桜井浩子さんは1971年の映画『曼陀羅』で、ひし美ゆり子さんさんは1972年の映画『鏡の中の野心』で、スクリーン上の初ヌードを披露。桜井浩子さんはソフト路線のみだが、ひし美ゆり子さんはその後ハード路線に進み、『ポルノ時代劇 忘八武士道』や『好色元禄マル秘物語』で私たちの欲情を満たしてくれたのはご存じのとおりだ。そして今回紹介するのも、この『好色元禄マル秘物語』である。

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ひし美ゆり子さんの豊満なオッパイは、そりゃソソるのは間違いないのだが、『好色元禄マル秘物語』ではそれ以上に興奮するシーンがある。ただ、それだけ

ただ、実は『好色元禄マル秘物語』のひし美ゆり子さんのヌードで抜きまくり……という話ではない。もちろん抜いたことは抜いたのだが、この映画にはそれ以上に私の性欲をかきたてるシーンがあった。ひし美ゆり子さんの妹役として登場する橘 麻紀さんが、大勢の男たちを前にその身をさしだし、次々とヤラれるシーンである。

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欲情した男たちの前で女性が1人、黙って服を脱ぐ。こういうシーンはさまざまな想像をかきたてるので、本当に興奮してしまう

ひし美ゆり子さん演じる姉のお夏は、飽きたらすぐに男を取り替えるという奔放な性格。それに対して橘 麻紀さん演じる妹のお七は、夫とともに店をもつべく、一生懸命働く貞淑な妻。ところが夫が金を稼ぐためにと、ほかの男にお七をさしだしてしまう。お七は当然のことながら、このことに逆上して夫を殺害。しかし一度は夫婦となって愛しあった仲。供養にと、“男千人斬り”の誓いを立てるのだ。そして旅を重ね、男にその身を捧げ、ついには大勢の男たちが欲望のまま女を抱きまくる船に乗りこみ、その身をさしだすのである。欲望丸だしの汚い男たちの前でみずから服を脱ぎ、次から次へと自分を抱こうと向かってくる男を受け入れていく。そのシーンがすさまじく、私はただひたすらここで抜きまくったのだ。

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お七が船に乗りこみ、荒くれ男たちの前に服を脱ぎ、そのカラダをさしだす。あまりのことにとまどっていた男たちだが、1人が飛びかかるとそれを契機に次々と飛びかかり、お七のカラダのことをなどかまいもせずヤリまくる。このシーンの迫力は、ホントすごい!!

ひし美ゆり子さん、つまりはアンヌ隊員が大好きであっても、このシーンの迫力にはかなわない。当然、逆なら、つまり男たちにヤラれるのがアンヌ隊員ならさらに興奮しただろうが、まぁこれはいまさら言ってもせんなきこと。それに、アンヌ隊員はやはりウルトラ警備隊のあのピッチリとした制服を着ているときがいちばんソソるので、これはこれでOKとしよう。

大陸書房の1800円ビデオを覚えてる?

昔、アダルトビデオ(以下、AV)は高かった。私の手元にVHSのビデオパッケージをスキャニングした画像がかなり残っているが、たとえば刺激Xで取り上げ、私が最初に購入したAV『暴走族レイプ 私はまわされた』は12000円、ほぼ同時期に購入したアニメの『仔猫ちゃんのいる店』は8800円である。これはまだ安いほうで、『セーラー服色情飼育』は12000円、『すごいのかけて エッチな時間割』は15800円と、AV女優を使ったAVはあたり前のように1万円を超えていた。だからこそよほど懐に余裕のある人以外は、レンタルビデオ屋で借りるしかなかったのである。ところが1987年、この流れを変えたシリーズが発売された。それが1800円という驚異的な価格でAVファンを驚かせた大陸書房の「PYRAMID(ピラミッド)」シリーズである。

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PYRAMIDシリーズで、私がいちばん最初に購入したのがこの「かがみ愛 とまどい」だったと思う。手に入れた瞬間、幸せな気分になったのを、おぼろげながら覚えている

1ケタの初期シリーズでダントツに人気があったのは、かがみ愛ちゃん主演の『かがみ愛 とまどい』だろう。なにしろ同じかがみ愛ちゃん主演の『シンデレラの果肉 かがみ愛』は12800円という価格なのに、とまどいのほうは1800円。内容的には現在のイメージビデオに近いソフトなものとはいえ、AVを購入したことがない、所有したことがない方にとって、初めてのチャンスが訪れたのだ。しかも通常のAVと違って、書店で購入できるところが斬新だった。安くて、最寄りの書店で買える。これを逃す手はないということで、多くのAVファンが購入した結果、このPYRAMIDシリーズは大成功をおさめ、新作がどんどんリリースされていった。そのなかで私が個人的にすごく気に入った作品がある。それが新田恵美ちゃんの『新田恵美 “十月”』だ。

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このパッケージを見るまでは新田恵美ちゃんを知らなかったので、ジャケ買いだった気がする。写真だと幼いところがあるが、実技になると大人びた表情になるギャップがまたよかった

新田恵美ちゃんは、当時、人気があったおニャン子クラブの新田恵利似ということで、この名前になったという。“十月”の発売前にAV女優として活躍しており、AVファンの方にはなじみがあったと思われるが、私はこの“十月”で初めて知り、おニャン子クラブに興味がわかなかったにもかかわらず、新田恵美ちゃんにはドハマリしてしまった。ちなみに“十月”の連番はVol.18で、とまどいはVol.9である。このためとまどいを購入後、次の作品を書店のコーナーで探していて、この“十月”のパッケージに惹かれ、購入したのだと思う。

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おニャン子クラブを知らなくても、十分にそそられたこのかわいい笑顔とたわわなオッパイ

“十月”の私の抜き場所はただ1カ所。男の手が新田恵美ちゃんに迫り、最初は激しき振りのけられるものの、2回目は少しだけ許そうという気になったのか、服の上から胸をさわらせ、ブラジャーのホックを外し、やわらかそうなオッパイをもてあそぶのだ。このときの新田恵美ちゃんの表情に、とまどいと受け入れの両方が見て取られ、最後のオナニーシーンよりもはるかに抜けるのである。いまの若い方はこんな程度では抜けないと思うが、当時はこれで十分だった。それほどAVに飢えていたのである。

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最初は男の手をはねのけ、次にカラダをさわるのを許す。いちばん最初のB体験を再現しているみたいで、私はここでさんざん抜いた

ちなみにPYRAMIDシリーズはその後、多ジャンル展開で連番で1000を超えるまでになったが、ビデオが書店の買い取りではなく委託販売で、紙の本と同様、売れないぶんは返品されていったため、在庫増に耐え切れず大陸書房自体が自己破産。わずか5年でシリーズは終焉を迎えることとなった。しかし、PYRAMIDシリーズがAV業界に与えた影響は大きく、レンタル主体の時代から、レンタル+セルの時代へと移行していくきっかけを作ったのである。ちなみに連番で20ぐらいまでのタイトルは以下のとおり。みなさんはどれを購入したことがあるだろうか?

<PYRAMIDシリーズ>初期の作品
Vol.1 桑原みゆき 風向き

Vol.2 渡辺玖未 初夏の季節
Vol.3 東山絵美 夜に抱かれて
Vol.4 冴島奈緒 ゆうわく
Vol.5 木築沙絵子 赤い時
Vol.6 堀河麻里 マタドール
Vol.9 かがみ愛 とまどい
Vol.10 松川ともみ 少女願望
Vol.13 木築沙絵子 ファンタジー
Vol.15 宝生桜子 さくらんぼの冒険(PART1)
Vol.18 新田恵美 “十月”

※同時期に発売されたタイトルで、連番が正確にわからないもの
田中みか メイクアップ
原田揚子 恋のピエロ
水木智佳子 思い出・夢・そして愛
岡本くみ セクシー花占い
瀬川とも実 走らない列車
速水 舞 夏色LONELY
北川舞子 サンジェルマンデュプレの恋人たち

許しを請う女性の顔に次々とザーメンをぶちまけろ!!

チャイナドレスはいい。なにがいいって、スラリとしたおみ足がのぞく、あの切れ目が実にいいのだ。太めのタイプが着ると、まぁいろいろと厳しいのだが、細めで、かつバストがBカップからDカップぐらいだと、キリッと引き締まる。しかも赤や青の原色を基調にしたチャイナドレスは、ぶちまけたザーメンがよく目立つ。白や柄が多いものはNG。原色で柄が控えめな、オーソドックスなチャイナドレスがいいのだ。

ただチャイナドレスは、世界各国のドレスのなかでは厚手の生地を使うことが多いので、引き裂くのが難しい。また、あまり伸びない素材を使うことも多くゆとりがないので、モデルを手配し、チャイナドレスのコスプレ撮影をしようとして用意しても、うまく着れないときが何度かあった。このため私の個人撮影コレクションに、いまだにチャイナドレスを着た女性の写真や動画がない。このためチャイナドレスで抜きたいと思ったときは、このAVで抜くようにしている。それがソフト・オン・デマンドの『強制フェラ奴隷 一ノ瀬あみ』だ。

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『強制フェラ奴隷 一ノ瀬あみ』
発売元:ソフト・オン・デマンド
興奮度:★★★★
原盤入手:ヤフオクにプレゼント専用非売品が出品中(2016年7月27日時点)

一ノ瀬あみちゃんを知っている方は、まずいないだろう。というのも、彼女はこの作品で引退してしまったからだ。『強制フェラ奴隷』のシリーズ自体はその後も続き、2作目には私の大好きな笠木忍ちゃんが(『強制フェラ奴隷2 笠木忍』)、3作目には岡野美憂ちゃんが(『強制フェラ奴隷3 岡野美憂』)出演するなど、人気シリーズにはなった。なったのだが、その先陣を切った一ノ瀬あみちゃんの作品はなぜか、単体ではDVD化されずに終わるという悲惨な扱いを受けている。『ザーメン天国と地獄 斎藤つかさ+強制フェラ奴隷 一ノ瀬あみ』というタイトルで、プレゼント専用の非売品として存在するのみなのだ(全編入りでは)。

このひどい扱いにはソフト・オン・デマンドに抗議を申し入れたいほど、この作品での一ノ瀬あみちゃんの演技はすばらしい。このシリーズの特徴は、えずき、せきこみ、マジ泣き、哀願する女の子の口にペニスを突っこみまくり、ザーメンをぶちまけるところにある。だからこそ演技力が問われるのだが、2作目や3作目などと比較しても、一ノ瀬あみのかわいい声といやがり方は抜群によく、このシリーズに関しては私がデビュー当時から大好きだった笠木忍ちゃんの2作目より、はるかに評価しているのだ。とにかく「イヤ、やめてください」「もう許してください」の声が頭にこびりついて離れない。もし一ノ瀬あみちゃんのような女の子がいれば、たとえ犯罪者になろうとも、監禁し、毎日口の中や顔にザーメンをぶちまけ、欲望のすべてを注ぎこむだろう。それほど一ノ瀬あみちゃんは気に入っている。

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抜きどころは盛りだくさん。最初のブレザー、次のレースクイーン、そしてバニーガール。このどれもいい。チャイナドレスのぶっかけは最後で、ここがこの作品のメインではあるのだが、惜しむらくは口紅がキツすぎて一ノ瀬あみちゃんのかわいさが活かされていない。ぶちまけられるザーメンの量は最後のチャイナドレスのときがいちばん多いので、これだけは残念なところ。ただ、チャイナドレスがザーメンでベトベトになり、おみ足を見せながら身もだえする一ノ瀬あみちゃんの姿はかわいく、そして美しく、撮影が終わった瞬間に思わずプロポーズしてしまいたくなるほど、せつない感情にすらなる。

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どのコスプレでも、口の中にぶちまけられたザーメンをゆっくりと外に押しだしてくれる。長時間の撮影で口は大変だったと思うが、その疲れを感じさせない演技に、思わず胸キュンしてしまったのだ

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口紅の強さが気になるが(スタイリストさんのせい?)、それでも私はこのチャイナドレスのシーンで抜きまくった。最後に体をよじらせながらもだえる姿は、本当にせつなくなる

ちなみにこの作品は口をペニスで凌辱するのがウリなので、挿入シーンはない。つまり、一ノ瀬あみちゃんはAV女優としてSEXすることなく、業界を去っていってしまったことになるのだ。彼女の作品はないかとこれまで幾度となく探したのだが、ついに見つけられなかった(なので引退したというのが私の判断)。もしご存じの方がいれば、ぜひとも教えていただきたい。

1作目から4作目までのベスト版はDVDで発売されているので、まとめてご覧になりたい方はこちらで観よう

冷めた表情で輪姦される女子高生もまた……

最初、そのマンガを読んだときは、胸になにかこうじわじわくるものがあった。そう、あれが“せつない想い”というものだったのだろう。オトコでありながら、女性漫画家が描く女子高生目線でのマンガに、いつしか惹かれてしまったのである。そう、榎本ナリコ氏の代表作、『センチメントの季節』だ。

私はこの作品が大好きで、つい最近、電子書籍版で全巻買い直してしまった。以前は紙の単行本をそろえていたのだが、自室の本を断捨離する過程で、『センチメントの季節』も処分してしまったのである。しかしそれをあらためて買い直すぐらいだから、どれだけ好きかわかっていただけるだろう。1999年にはWOWOWでテレビドラマ化され、その後DVD化。その際、WOWOWでは放映できずにカットされたHなシーンを収録したのだが、それによって榎本ナリコの世界がより忠実に表現された。そのなかで私がもっとも気に入っているのが、麻丘里絵ちゃんが冷めた表情で輪姦されるシーンが最高にそそる「クラゲの海」だ。

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写真■AV女優の麻丘里絵ちゃんの演技が光る「クラゲの海」。『センチメントの季節』のなかでも、私のいちばんのお気に入り

私がもっている電子書籍版の『センチメントの季節』では、3巻の「夏の章」第六話に掲載されている。原作は短めなため、ドラマ化にあたってはいろいろプラスされているが、それが榎本ナリコの世界を壊さずにキレイにまとめられていて実にいい。

ストーリーは、ルックスがよくてモテまくりの高校生のケイゴ(塚本高史)は、頼めば誰でもヤラせてくれるというウワサが流れている、違うクラスのミサ(麻丘里絵)に声をかける。実はケイゴはミサを知っており、以前ラブレターをもらったとき、こっぴどくフッたことがあるのだ。しかしそのミサがどういうわけか、サセコになっているという。このためやり逃げのつもりで声をかけ、ホテルに連れこんでSEX。その後はヤリたいときに呼びだしてヤルだけの関係になったのだが、友達が同じようにミサに声をかけ、ヤッたという自慢話を聞くと、複雑な感情に満たされてしまう。そしてその感情はミサと海にやってきたときに弾け、怒りをぶつけ、挙句の果てにすれ違った2人組のヤンキーに、「あのオンナさぁ、すげぇ淫乱なんだ。あんたたちよかったらヤッていいよ」とさしだしてしまうのである。その後、2人組のヤンキーにミサが犯されるところを見続けたケイゴにはまた違う感情が沸き上がり……。

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写真■ミサがケイゴに初めてヤラれるシーン。このときもミサは、冷めた表情でケイゴを受け入れる

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写真■2人組のヤンキーにミサを犯させ、それを少し離れたところから見続けるケイゴ。88cmの巨乳が乱暴にもみひしがれるレイプシーンは、実にいい

あまり書きすぎるとネタばれになってしまうのでここまでにしておくが、「クラゲの海」は原作でも好きだった作品で、地味な女子高生という設定のミサをAV女優の麻丘里絵ちゃんが演じており、冷めた表情で男たちにまわされるシーンを見事に再現してくれているのだ。麻丘里絵ちゃんが出演した作品は少なく、主演ではデビュー作の『ボインな果実 麻丘里絵』と『となりのお姉さんはFカップ』『東京ストリートFUCK スケベロリン』が、共演では『巨乳グラマラス となりのお姉さんDX2』があるくらい。発売はどれも1999年だから、この時期に活動して、その後すぐ引退してしまったのだろう。

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「クラゲの海」で、麻丘里絵ちゃんの冷めたレイプシーンが見られるDVDは、『センチメントの季節 3章 ラブ・イズ・ブラインド/クラゲの海』。レイプシーンの時間自体は長くないが、こうした表情で犯される女性の姿で興奮する方は、ぜひ一度見てみてほしい。

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芥川漱石監督、『ねるとん紅鮭団』から『くどき』まで<後編>

これは『くどき神話』という芥川漱石監督作品のオープニングにでてくる解説文である。「芥川本人女好きということもあり、みずからくどきシーンを撮影発売」のところはいい。監督が女好きなのは作品からすごくよく伝わってくるし、撮影発売もそのとおりだろう。問題はそのあと、「ナンパ物の先駆け的な存在」。実は芥川監督作品はひととおり観たが、街中で実際にナンパしているシーンがでてくるものは皆無なのだ(あればぜひ教えていただきたい)。

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『くどき神話』のオープニングにでてくる芥川監督の説明。映像を見ていると、女好きなのは本当によくわかる

さらにいえば、『くどきの達人』のVHSパッケージにはこうも書かれている。「『くどき学入門』で素人娘たちをハメたおしていたあの芥川漱石が、2年半ぶりに復活。求人誌やスカウトで……」。まぁ、そうだろう、そうだろう。つまりは、求人誌もあり、スカウトもありということで、素人から風俗嬢、さらには他社でAV女優として活動していた女性まで、ごちゃまぜになっているのだ。

たとえば『くどき神話』のこの女の子の場合。一時期、“広末○子似”ということでネットで流出していたものは別のAVからのカット版だったようで、そのときには確か、OLだが給料が安いためAV出演を決意……という内容の説明が冒頭であった。『くどき神話』ではこの説明がなぜかなくなっているのだが、会話をよく聞くとそのとおりなのがわかる。極貧状態のOL生活にイヤ気がさし、AV女優になるべく求人誌を見て芥川監督の事務所にやってきたのだ。ちなみにこのときは芥川監督自身はヤラず、事務所の若手に相手をさせている。この展開もまた、リアリティがあっておもしろい。

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広末○子似”ということでネットで流出した動画では冒頭に説明があったが、『くどき神話』のほうではカットされている。もちろん本人ではないが、かわいくて明るくて、いい女性であるのは保証する

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芥川監督ではなく、助手がヤルという意外な展開がよく、女性もかなり積極的なプレイをするので、見ていて実にたのしい

求人誌であれ、スカウトであれ、芥川監督自身のイケイケのくどき方は見ていて実におもしろく、参考になる。原則は、オトコが引いたら負けなのだ。ヤレないのだ。最終的に逃げられたとしても、確率はイケイケのほうが高いのは、芥川監督のくどき方からおおいに学ぶことができる。

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くどき伝説 芥川漱石』の1シーン。なんとかヤロうとするものの、最後はうまくかわされてしまう

ちなみに昨今はAV流出やAV強要出演が問題になっているが、芥川監督の作品はその点ではほぼクロだと思う。面接だけだと思ってビデオカメラが回っていることに気づき、問い詰めるも、監督は「これは使いませんから」と言ってゴマかすだけ。その映像がAVとしてまとめられ、市販されたわけだから、女性からすると「ダマされた! 絶対に許せない!!」と思うに違いない。『くどきの達人』のパッケージに書かれた“2年半ぶりに復活”という説明は、クサイ飯を食っていた可能性を強く臭わせるものだ。

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ハメられたアイドル志望の素人娘たち 7』。芥川監督は高いブーツをはいた女性が好きなようで、この場合はスカウトしてきた可能性が高い。ちなみにこの娘は私の超ドストライクで、キスが好きな美人タイプは本当にそそる

AV女優を使ったヤラセか? 本当の素人を使った流出もどきものか? ぜひあなたがご自身の目で判断していただきたい。

芥川漱石監督、『ねるとん紅鮭団』から『くどき』まで<前編>

私はAV業界で働いたことがないので、業界通ではない。このため“くどき”がついた一連の芥川漱石監督作品が、すべてパッケージに書かれたとおりのものなのか判断できないのだが、私を引きつけてやまないのは事実だ。というのも、女性をカメラの前で言葉たくみに脱がすことの難しさを、身をもって知っているからである。そしてときには、くどくことに失敗する。かならずヤレてないところが、“くどき”がついた作品のリアリティを高めることに貢献しているのは事実だろう。

ここで芥川漱石監督を知らない方のために、少し解説しておこう。まずAV作品のパッケージに書かれた監督の紹介文には、こうある。「芥川漱石=通称巨匠とは」という題で始まり、「街中で声をかけた女の子を事務所に連れこみ、言葉たくみに服を脱がしてそのままヤッてしまう……」。最終的に3000人以上の女性とヤッたらしいのだが、その後、逮捕されたという話もあり、いまも現役でAV監督をやっているのかはわからない。なにしろAV監督として1990年代初期のころから活躍していた人だ(もしかするともっと古いかも)。私の手元にも、初期のころの作品『ねるとん紅鮭団』が残っている。

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写真■芥川漱石監督の初期のころの作品、『ねるとん紅鮭団』。パッケージにちゃんと、監督の名前が載っている

『ねるとん紅鮭団』は、フジテレビ系列などで放映されていた『ねるとん紅鯨団』のパクリAVである。ただ、もしかすると芸能人が出演したパロディ版、『ねるとんね紅鮭団』のほうのパクリかもしれない。前者は素人参加者を集めた集団お見合い番組で、「ちょっと待った!」や「ゴメンナサイ」が流行語となった、あの伝説の番組である。この番組のパクリなので、当然つくられたのはその当時。つまりは、1990年代初期となる。個人的にはいちばん最初の作品『ねるとん紅鮭団』が告白のシーンからうまくパクリ再現されており、リアルに楽しめる。またイケメンを3人の女性が奪いあうシーンは、そのうちの2人が好みだったこともあり、何度も抜いた。これが『ねるとん紅鮭団2』になると告白のシーンが軽く扱われ、ねるとんとしてのおもしろみがなくなるのだが……。

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写真■この3人が1人のイケメンを奪いあうのだが、両端の女の子2人は私のブチ好みなので、このシーンでは何度も抜いた(地味目でかわいい女の子が好き)。ちなみにイケメンの奪いあい戦で勝ったのは、真ん中の女の子である

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写真■『ねるとん紅鮭団2』は女性から男性への告白となり、カップル成立の過程より行為のほうの時間が長く、しかもSEXシーンはカップル別となるのでおもしろみに欠ける。前作と同じようにしてくれればよかったのだが……

とにかく、芥川漱石監督のAV監督としてのキャリアは相当なもの。AV事務所はあったようで、ほかのAVのパッケージには、芥川漱石監督もみずからスカウトとして活動していたとある。AV事務所があれば当然、AV女優の募集もしていただろう。そこで訪ねてきた女性とのハメ撮り映像も活用し、タイトルを次々と世に送りだしていったのは十分にありえる話だ。

ちなみに芥川漱石監督が『ねるとん紅鮭団』や『ボディコン天国』『本舗くどき学入門』などをつくっていたときは、ふつうにAV女優を起用して撮っている。有名なAV女優が何人も出演しており、当時は相当人気があったに違いない。逆にいえば、このときにAV女優を起用していたから、“くどき”が本当のくどきなのか判断できないでいるのだ。芥川漱石監督の“くどき”がつく一連の作品群については、後編であらためて述べてみよう。

※7月25日に加筆・修正しました

スッキリ抜けない映画『アレックス』で抜けた方、いる?

公開前に過激なレイプシーンで話題になったにもかかわらず、抜く意欲が沸かなかったという映画は、数えるほどしかない。服を引き裂かれさえすればそれなりに興奮し、抜くことができる。しかし、この映画だけは、「なにか違うなぁ、コレ」と思い、興奮すらしなかったのだ。フランス映画、『アレックス』の話である。

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写真■作品の評価はともかく、映画のポスターやこのDVDのパッケージは、興奮を呼び起こすものでよかった。よかったが、抜けなかった。あくまでも、私はだが

主人公モニカ・ベルッチ演じるアレックスのレイプシーンは、9分にもわたる。9分、9分である。これほど長いレイプシーンがある洋画の日本劇場公開作品は、以前紹介した『ヒッチハイク』や『悪魔のえじき』など、数えるほどしかないだろう。それほど貴重な作品なのだ。ところが、このレイプシーンは抜けない。私はどうしても抜けないのだ。

その理由だが、全体を通して赤を基調にした絵作りを行っているが、これが緊迫感を生みだすどころか、レイプシーン目当ての私には、ぶっちゃけ見づらいだけ。そしてアレックスをバックから犯すシーンでは、この絵作りのせいで肝心のオッパイがろくに見えない。しかも犯しているのはオマンコではなく、アナルらしいのだ(日本語吹き替え版ではしっかり「ケツに突っこんでやる」「ケツでやるのは好きか?」「ケツが裂けるまでやってやる」と犯人が言っている)。アナルを犯すことに興味がない私としては、これで興奮するわけがない。

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写真■パッケージでも使われているが、このドレスが興行的にかなりプラスに働いたと思う。逆にそれがレイプシーンを見終わったあと、「ここまで期待させておいて……」という気持ちになったが

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写真■レイプシーンはほぼこのアングルで続く。最初からアナルが犯されると知っていれば、過度な期待をせずに見れたのだが……

なぜオマンコでなくアナルなのか? それは犯人がゲイで、ふだん挿入しているのが男のアナルだからだ。9分後、アナルに放出して犯人は去っていくのだが、この間のカメラワークはほぼ固定。レイピストとしては、まったくもっておもしろみが感じられないのだ。

映画の狙いも、ちょっとよくわからない。恋人をレイプされた男の復讐劇を、いくつかのシーンに分け、実際に起こった時間どおりではなく、監督・脚本・撮影・編集すべてを行ったギャスパー・ノエの意図で入れ替えているのだが、何度見直してもその狙いにたどりつけないのだ。というか、たんなる自己満足の世界で終わっているのでは、とすら思ってしまう。「たんなる復讐劇を、そこまでする必要があるのか?」と思うのだ。だから映画も、私にとっては評価できるものではないし、レイプシーンもイマイチ。だからスッキリしないし、スッキリと抜けもしないのだろう。

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写真■モニカ・ベルッチは、ベッドの上での恋人との絡みのシーンでは、豊満なオッパイを惜しげもなく見せている。レイプシーンでももう少しサービスしておけば評価が違っただろうに、と私はぶっちゃけ思う

ちなみにこの映画は多くの映画祭で上映されているので、世界各国で話題にはなった。日本でも2002年の東京国際ファンタスティック映画祭で上映されている。もっともこのときはタイトルを伏せてのクロージング作品という扱いだったので、観客には“あまりの過激な描写により退場者が続出……”というアオリ文句と同じ状態になった人もいたという。カップルや夫婦で映画祭にきていて、なにも知らずにレイプシーンを長々と見せられたら、過激だろうがなんだろうが、退場する女性(男性もついでに)がでるのはあたり前。描写がどうのこうのという問題ではない。

いずれにせよ私は、この『アレックス』では抜けなかった、という話。映画上映後やDVD発売後のレビューを見ると、私と同じような方が多いように見受けられるが、あなたはどうだっただろうか? バッチリ抜けたという、ゲイではない方がいたら、ぜひコメント欄に書きこんでほしい。

『鮮血の美学』がなぜ『白昼の暴行魔Ⅱ』になったのか?

作品間のつながりはまったくないのに、テレビでいかにも続編であるかのようなタイトルをつけられた映画がある。当時、東京12チャンネルだったテレビ東京の、「視聴率が取れさえすればすべてOK!!」という思惑がはたらいてのことだろう。それが『白昼の暴行魔Ⅱ』だ。

まず『白昼の暴行魔』(邦題)は、イタリアの作品で、監督はフランコ・プロスペリ。1978年に公開され、尼僧だった女教師や女子学生に対するすさまじいレイプシーンから世の男たちの注目を集めた。映画館で観たことがなくても、東京12チャンネルの放映で観た方は多いはずだ。これに対して『白昼の暴行魔Ⅱ』(テレビ放映名)は、そもそもが1972年公開の作品である。つまり、『白昼の暴行魔』よりも前の作品なのだ。アメリカの作品で、監督はウェス・クレイヴン。そう、『鮮血の美学』のことである。

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白昼の暴行魔
販売元:ジェネオン エンタテインメント

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鮮血の美学
販売元:キングレコード

両作品のストーリーを簡単に紹介しておくと、『白昼の暴行魔』は女教師犯と女子学生が滞在する海辺の別荘に逃げこんできた3人組の銀行強盗が、銃で彼女たちを脅し、1人、また1人と性欲の餌食にしていく。そして女子学生が殺害される事態にまでおよぶと本格的な復讐劇に変わり、銀行強盗犯を薬や奪った銃で始末していくというもの。おびえる女子学生の前で尼僧兼女教師役のフロリンダ・ボルカンの服を破って無理やり尼僧服に着替えさせるシーンや、女子学生に対する数々の凌辱シーンで、抜きまくった方はきっと多いはずだ。

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写真■おびえる女子学生の前で、服を引き裂かれるフロリンダ・ボルカン演じる尼僧教師。『ヒッチハイク』同様、こういうシーンは本当に抜けるので、もっともっと多くの映画で実現してほしい

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写真■女子学生も1人、また1人と、強盗犯により凌辱されていく。抜きどころ満載の映画なので、この作品こそリメイクしてほしいと思う。もちろん、過激なレイプシーンはそのままで、というのが大前提だが

過激なレイプシーンと復讐劇の点では、『白昼の暴行魔Ⅱ』(=『鮮血の美学』)も負けてはいない。刑務所からの脱獄犯を入れた男3人と、情婦の女1人がいるアパートの一室に入ってきた女子学生2人。彼女たちはマリファナを買い求めて女の弟に声をかけ、そこに入ってきたのだ。彼女たちは目をつけられ、脱獄の旅のおもちゃとして車のトランクに押しこまれ、途中の森で凌辱され殺される。衝撃的なのは、1人がナイフで胸の上部を傷つけられ、血まみれの状態でレイプされるシーンだ(私はさすがに抜けないのだが)。最終的には2人とも殺され、それを知った父親が娘の復讐として、犯人を1人1人殺していく。ただ、今回はタイトル名がメインの話なので、両作品についてはまたあらためて述べたい。

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写真■マリファナを買いに入ったアパートの一室で脱獄犯たちと遭遇し、目をつけられてしまう女子学生2人組。背伸びして冒険しすぎた結果がコレだ

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写真■私的な最大の抜き場はココ。脱獄犯たちに全裸になるよう強制され、友達の服をも脱がしていく。映像が古いのが本当に残念。リメイクでもここだけはしっかりヌードで再現してほしかった

『白昼の暴行魔』の原題は『The Last House on the Beach』で、『白昼の暴行魔Ⅱ』(=『鮮血の美学』)の原題は『The Last House on the Left』である。原題だと確かに作品のイメージが伝わってこないので、前者の場合、ストレートに邦題を考えたのだろう。これはいい。このタイトルのおかげで、東京12チャンネルの視聴率はそれなりによかったはずだ。後者の最終的な邦題、『鮮血の美学』は、写真とセットでなんとかイメージできるものの、微妙といえばやはり微妙。放映名を『白昼の暴行魔Ⅱ』としたのは、視聴率優先のテレビ局サイドとしては、英断だったかもしれない。もっとも映画ファンにとっては、混乱のタネを巻いただけだったかもしれないが。

ちなみに『鮮血の美学』には2009年に、同じウェス・クレイヴン監督の手によるリメイク作品、『ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-』がある。もちろん、原題には「-鮮血の美学-」の副題はついていない。映画としてのヒットを狙いすぎたせいか、凌辱シーンでは抜けない作品に仕上がってしまった。もっとも映画としての完成度は前作もこの続編も高く、サスペンスファンならどちらも観ておいても損はないだろう。

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-
販売元:ジェネオン・ユニバーサル

強姦ゲーム『177』はなぜ伝説となったのか?

刑法強姦罪は、第177条に条文が記載されている。

暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする。

もし強姦罪の番号が「176」(強制わいせつ)や「179」(未遂罪)だったら、このゲームの開発者は違うタイトルにしていたのでは、と私は思う。「1」と「7」という奇数の、人に好まれやすい数字だけで構成されるこのタイトルはカッコよくも見え、また危険な雰囲気もどこかしら漂う。そう、伝説の強姦ゲーム、『177』(マカダミア・ソフト)の話である。

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写真■伝説となった強姦ゲーム、『177』のオープニング画面
(引用:PurrfectTrio Longplays Ep.29: 177(PC88))

伝説となったのは、過激すぎたからではない。国会で取り上げられ発売中止に追いこまれた、初めてのアダルトゲームだからだ。発売中止になり、入手が困難になると、「あの伝説の……」となる。私も学生のころから『ログイン』や『コンプティーク』といったパソコン雑誌を読んでいたため、このゲームの存在は知っていた。知っていたが、自宅にあるのはソニーのMSXパソコン「HitBit」だけ。177はNECのPC-8800シリーズ用とシャープのX1シリーズ用しか発売されていなかったので、やりたいと思っていてもできなかったのだ。そして突然の発売中止。もっとも当時はまだパソコンのアダルトゲームにそれほど強い関心は抱いていなかったので、「ふーん」としか思わなかった記憶がある。

ところが近年、YouTubeやニコニコ動画が台頭し、ユーザーが気軽に動画を投稿できるようになったおかげで、この『177』の全貌をあますところなく見ることができるようになった。ストーリーや画面写真はいろいろなサイトで見ることができていたが、やはり動画でないとリアルさが伝わらない。そのなかでもっとも長く、かつゲームオーバーとハッピーエンドの両方のエンディングを見ることができる動画がコレである。


動画■動画を作成し、公開したのは外国人で、コメントも英語が飛び交う。世界的にも伝説になっているのだろうか?
(引用:PurrfectTrio Longplays Ep.29: 177(PC88))

177は2部構成となっており、前半の177 ACT.ONEは、主人公(大内秀雄)が以前から目をつけていた斎藤琴絵を追いまわし、服を剥ぎ取っていくというスクロール型アクションゲーム。全裸にし、押し倒せば後半の177 ACT.TWOが始まり、キーボードの特定キーを使って琴絵をイカせるという、こちらもアクションもどきのゲームとなっている。

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写真■前半は横スクロール型アクションゲーム。障害物を飛び越える姿はなんとなく間抜けだが、ここで服をすべて剥ぎ取り、押し倒さなければ次に進めないため、必死でがんばるしかない
(引用:PurrfectTrio Longplays Ep.29: 177(PC88))

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写真■先にイカせるつもりが、自分がイッてしまい、力が抜けてしまう。こうなると逮捕、そして刑務所行きだ
(引用:PurrfectTrio Longplays Ep.29: 177(PC88))

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写真■無事、琴絵を先にイカせることができた。あとは感動? のエンディングを迎えるだけ!!
(引用:PurrfectTrio Longplays Ep.29: 177(PC88))

なお主人公の最終目的は琴絵を強姦して満足することではなく、自分のモノにすること。このため177 ACT.TWOで琴絵を先にイカせ、満足させられれば、結婚というハッピーエンドを迎える。ただ、逆に自分が先にイッてしまったり、制限時間を過ぎても琴絵をイカせられないとゲームオーバー。つまり、刑法第177条の強姦罪、または第178条の準強姦で逮捕、刑務所行きとなるのだ。琴絵には彼氏がいるという設定らしいから、満足させられなければ訴えられるのは当然だろう。逆に満足しさえすれば、彼氏を捨て、それまで一面識もなかった男と結婚するのだから、設定がぶっ飛んでいると思われても仕方がない。ほかにもアダルトゲームがありながら、この177が問題視されたのは、このあたりの設定にも原因があるだろう。

ちなみに私が所有しているぶんか社の『美少女ゲーム歴史大全 1982-2000』によれば、一度は発売中止にはなったものの、その後、修正が加えられ再発売になったとある。ただ、修正の具体的な内容までは書いていないので、先に紹介したYouTubeの動画が修正前のものか修正後のものかはわからない(修正前のものだとは思うが)。

もう1つこれも余談だが、177を開発したマカダミア・ソフトは、『フラッピー』や『うっでいぽこ』などのゲームソフトや、PC-9800シリーズ用ワープロソフト『P1.EXE』『ARUGA』を世に送りだしたデービーソフトがわざわざ用意した、ソフト名。マジメなソフトを販売していたこともあり、さすがに自社名では抵抗があったのだろう。私も一時、『P1.EXE』を仕事で使っていたことがあり、なかなかの使い勝手だったのを覚えている。ただ後継ソフトの『ARUGA』はすさまじく重くユーザーから不評で、この失敗がのちの事業停止につながったのは想像に難くない。いまとなっては、懐かしい思い出の1つでもある。

現実の世界で輪姦、それが中出しAV女優誕生のきっかけ?

すでに引退してしまったが、双葉このみちゃんという、ロリ系AVで人気を博したAV女優がいる。私自身、ロリ系は好きでも、イマイチ私のツボに入らなかったので出演作を観ないでいたのだが、この実話マンガを読んで俄然興味をもち、観るようになった。

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写真■雑誌にレイプ体験の実話が掲載されていると、そのページはかならずスキャニングしておく。いまは雑誌の表紙もあわせてスキャニングし、出典先を明記できるよう心がけているが、このときはまだそこまで気がまわらなかった。もし覚えている方がいれば、ぜひ教えていただきたい

雑誌名は忘れてしまったが、『クイズ レイプショック! 不正解者は生中出し輪姦です ~淫語クイズ編~』の発売後であることは確実なので、同年、2002年の夏から冬にかけての雑誌であろう。当時は中出しが、昨今のAVほどあたり前の行為ではなく、そのこともあって双葉このみちゃんは注目されたようだ。少女のような体型で、何人もの男優に中出しを平気でさせる、それが受けての人気だったらしい。

私自身、この作品自体は観ても興奮しなかったが、このマンガには興奮した。3ページ構成の最終ページに、双葉このみちゃんがバンで拉致され、複数の男たちに中出しレイプされたという、実際の輪姦体験が描かれているのである。双葉このみちゃんは三和出版の『ベストビデオ』のインタビューで、「初体験は12歳(小学六年生)のとき」「高校生のころは遊んでいたので制服はある意味ザーメンだらけだった」と答えているので、AVの売り上げアップを狙ってのウソとは思えず、輪姦話も本当だろう。そう思うといやがうえにも興奮して、このわずかなマンガのカットだけで、何度も抜けたのだ。

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写真■引用の手前、マンガをすべて掲載できないが、3ページ通して読むと、双葉このみちゃんが少女時代からいかにSEXに明け暮れていたかがわかる。それにしてもこの輪姦体験は、いかにヤリマンの女の子でも衝撃的な話だ

ちなみにAVの作品自体で興奮しなかった理由は、この作品に出演しているAV女優の扱い方が乱暴すぎるのでは、と思ったからで、私のレイプ傾向とは違ったからだ。ただ、過激なレイプものが好きな方にはいいのだろう。同じレイプといっても人それぞれで興奮するツボは異なると思うので、興味のある方はぜひ一度この作品を観ていただきたい。

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写真■動画では配信されていないようなので、新品か中古のDVDを購入して観るしかない。なお、同シリーズの総集編も発売されているので、どちらかで観るといいだろう